遺言・相続ブログ

2013年1月 9日 水曜日

不動産の相続手続きを忘れずに!

 相続手続き面倒で、手続きをしていない方が
おります。特に不動産登記手続きはされない事
があります。

 
 相続手続きで困る例②
 相続登記がされていない不動産

 不動産登記申請は手間がかかる上、登録免許
税がかかるため、安くありません。また、手間が
かかるため、専門家に依頼した場合などは、さら
に費用がかさみます。

 しかし、手続きをしないデメリットがあります。
父が亡くなったので相続手続きをしようとした所、
自宅の敷地の一部がおじいさん名義になっており
相続手続きに苦労される例が、ときどき見受けられ
ます。
 この場合、おじいさんの死亡による相続のための
遺産分割協議を行う、つまり、おじいさんの相続人
の全員が遺産分割協議書に署名捺印をする必要が
あるため、関係当事者が大幅に増え、さらに、当該
相続人が既に死亡していた場合などは、そのまた
相続人が関係当事者に加わり・・・そんなこんなで
関係者となる相続人が総勢20名!なんてこともあ
るのです。
 そうなるとまとまるものもまとまらず、とはいえ、遺
産分割協議書がなければ相続手続きが出来ず、
どうにもならなず困り果てるという例があります。

 費用の事が気になるのであれば、相続登記はしな
くても構いません。しかし、最低限、遺産分割協議書
は作成し、署名捺印し、印鑑証明書を保存するなど
し、いつでも登記できる状態にしておくことが必要です。

 なお、当事務所では相続登記をすることもお勧め
いたしております。東日本大震災後の復興に際し、
相続登記がされていないために、正確な所有者が登
記されておらず、復興の妨げになっているという話を
聞いた事があります。

 手間がかかります。費用もかかります。しかし、
しっかりと登記しておく価値はあるのです。何かの時
に困らないために・・・。

 何もしないのはお勧めでき
ません。子孫に大変な面倒をかけることになる
可能性がありますからね。



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投稿者 行政書士服部事務所