遺言・相続ブログ

2013年1月22日 火曜日

相続で争うケース②

  相続で争うケース②

 相続で争いになりやすいケースをご紹介しております。
 

 相続で争いになりやすいケースで最近ご相談が増えて
いるのが、介護が絡むケースです。親の介護が必要にな
り、今までは一人暮らしをしていた、もしくは子供と同居し
ていたが、施設に入居したケースと、自宅(子供と同居)
で訪問介護を受けながら生活していたケースとでは、若干
事情が違うようです。

 今回は自宅で子供と同居し、子供が訪問介護やデイサー
ビスも利用しながら介護をしていたケースのご紹介です。
介護施設が不足気味で、病院もベットが足りない現状から
推察するに、今後居宅支援や訪問介護は利用がますます
増えると思われます。

 親の介護を平等にするのは困難です。介護をした子と介護
をしていなかった子が相続にあたり争いとなり、遺産分割協
議がまとまらないケースです。

 親の生前、介護をしていなかった子が、介護していた子に
対して、親の財産は自由にしていいよと言っていたそうです。
しかし、いざ相続が開始すると、手のひらを返したように財産
を要求してきたのです。

 「親の遺産は自由にしていいよ」と過去にいわれていたため、
自分が相続するのが当たり前であるかのようにふるまってしま
い、遺産分割にあたり特別な配慮などをしなかった事が直接
の原因と思われます。

 しかし、おそらく別な要因もあり、それは不景気のせいかもし
れません。不景気により、金銭的に苦労している相続人は、
遺産分割にあたり、わずかながら期待をしてしまいます。過去
の言葉はさておき、その当時の状況により気持ちは変わると
言う事です。

 生前にどのような経緯があったにせよ、各相続人がお互いを
理解しあい、被相続人が亡くなった後も、相続人どうし助け合い、
仲良く生活してほしいというのが、被相続人の願いではないで
しょうか?

 でも、それは皆さんわかっている事で、それでも小競り合い
がある。それが遺産分割ですよね。


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投稿者 行政書士服部事務所